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続々新弾のカードがフライングゲットされ、wikiにも全てのカードの情報が出揃いました。
その中でも、今回一番環境に影響を与えそうな要注目カードは《深淵の巨剣アビス・アポカリプス》だと考えます。

召喚するだけでスピリットのレベルを最大にする効果は序盤に出てしまった《鉄の覇王サイゴード・ゴレム》による【大粉砕】【強襲】デッキの連続アタックによるフィニッシュを支援します。
特に《鉄の覇王サイゴード・ゴレム》 《双斧帝ゴルディアス》 《霊峰魔龍ヤマタノヒドラ》等のレベルが上がり、シンボルとBPを得ることは相手にとって大きな脅威となるでしょう。

またその召喚時効果に対する相手の《鉄の覇王サイゴード・ゴレム》《秘剣燕返》によるカウンターは、【合体時】のマジック・バースト封じ効果によってリスクを低減することができます。

マジック封じの効果は《俊星流れるコロッセオ》と被っていますが、だからこそ【強襲】デッキとの対戦においては従来以上にシンボルが合わないマジックが封じられやすくなるでしょう。

【強襲】デッキ以外のデッキにも、例えば【木星北斗】のような緑デッキにこのカードを採用することも非常に強力です。ブレイヴ対策をシンボルの色が合わない《双光気弾》《秘剣燕返》に頼るデッキでは、【木星北斗】でテンポ良く展開される合体スピリットの対処をすることが困難になるためです。

今年のCS環境では《深淵の巨剣アビス・アポカリプス》が使われることと《烈の覇王セイリュービ》が使えなくなることを考えると、デッキに採用するマジックの種類にはこれまで以上にシンボルの色やコストを考慮する必要が出てくると思われます。
本番で慌てないためにも、事前の考察と準備を十分にしておきたいものですね。